2008年、このブログは始まりを向かえた………!
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
無碍
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1993/07/28
職業:
学生
趣味:
小説を書く&読む事
自己紹介:
平々凡々な高校生。
毎日不良に絡まれたりとか誰かに追っかけられたりしてます。
小説大好き人間。本を持ったら徹夜しても読んでしまう変人。気にしてはイケマセン。
最近微妙にグロッキーだったりハイだったり。
毎日不良に絡まれたりとか誰かに追っかけられたりしてます。
小説大好き人間。本を持ったら徹夜しても読んでしまう変人。気にしてはイケマセン。
最近微妙にグロッキーだったりハイだったり。
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(11/24)
(11/24)
(11/24)
(11/25)
(11/26)
P R
カウンター
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どうも、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします、無碍です。
先日の年越し年末チャットでは皆様有難うございました。いや、非常に楽しかったけどログが開放できないw
ふ、まあ次回こそは主催者の威厳で何とかしますがね!←
と、ここで私信。
ヒソヒソさん、設定まとめるとケータイのメールだと文字制限あるので、パソコンのメルアドできれば下さい。てかそうじゃないと全部送れない(苦笑
あと、気分転換に死閃のスピンオフを書いてみました。いかん、中二過ぎる。
もし興味がわいたらご一読ください。
ではでは
退魔師何てのは、結局の所、人類の尖兵なのかな、何て思ったりする。
あ、こちとらそれなりの経験は持ってるぞ? やり始めてから八年。自分でもよく生き残れたと思う。
死亡率は高いし、四肢を失った大抵の人間は引退しちゃうから、コレ実はとっても競争率が高い。
……まあ、ランクがBなんていう微妙な俺には余り関係ないけどな。
で、何を話してたっけ? ……あー、そうだそうだ、そうだよ、退魔師は人類の尖兵って話だ。ヤバイなぁ、すぐに何を話してたか忘れちまう。若年性健忘症かこれ?
あ? 話をすぐに忘れるのはいつものこと? うるせぇよ。
んぁ? いや、今度は流石に忘れてねえ。人類の尖兵だろ?
まあ、俺の考えなんだけどさ、俺達退魔師は、『協会』からの認定を受けて『魔』を狩るだろう?
んで、それで報酬もらって、生計立てて、『魔』の個体数を減らしてバランスを取ってる。
これで人類は万々歳、何も憂うことは無いってぇのが、『協会』のお偉いさんの言い分だろう?
だけどさ、これって見方を変えて――つまり、人類じゃなくて『魔』とか人外の奴ら方面に変えてみるとさ、はた迷惑も良いトコロだろう?
実際、何もしてないのに狩られていく奴だって居る。ただそこに元から有るのに、邪魔ってだけで『人類』はあいつらを殺しちまう。
しかも、基本人類ってのはよわっちいだろ? でもさ、数に物言わせて、つまりは人海戦術だな、それで弱らせて殺しちまう。所謂リンチって奴だ。
あ? 何でいきなりこんなことを自分に言うのかって?
いやー、すまんすまん、ちょっとさ、まあ、その、何だ。
……実はさ、俺のダチに『魔』の奴が居たんだ。あ、言っとくけど害をなすような奴じゃなかったぞ? 『協会』にも所属してたし、キチンと退魔師認定も受けてた。
――でもさ、殺されたんだよ、一昨日。
噂には聞いてるだろ? ほら、アレだよ、最年少Sランク退魔師の『退魔狂』。アイツだ。
俺と『協会』内を移動してたんだよ。昼飯たらふく食べて、どこの女の子が可愛いとか、そんな馬鹿話をしててさ。
睨んだって駄目だ。そういった馬鹿話をするのが俺とあいつの日課だったんだよ。
だけどさ、アイツが――そう、君が可愛い、で、俺も同意した時にだよ。
はは、照れてくれてるのか? あんがとよ。アイツも報われるだろうさ。
アイツが、『皆損してる。美人が多いのに』って言った直後、アイツの首から上がなくなってたんだ。
はは……情けないことに、俺腰を抜かしちゃってさ、立てなかったんだ。
そしたらさ、いつの間にか判らないけど、俺の後ろに、俺よりも小さい――170前半ってとこか? それぐらいの、餓鬼が立ってやがってよ。
そいつが、妙な短剣を血で濡らしてた。ああ、直感だけど断言できる。アイツが『退魔狂』で、アイツが俺のダチを殺したんだと。
ぶん殴ろうにも、そいつは空間跳躍か何かで、直ぐに居なくなっちまった……。
何で、俺はアイツを殺せなかったのかって、ついさっきまで自分を責めてたところだよ。
だけどさ、俺、君の顔を見て、決心したんだ。
――これ以上、大切な者を、奪わせやしない、って。
半魔の君は、下手をするとアイツに殺される。だけど、安心してくれよ。
俺が、君を守るから。
だけど、俺には力がない。だから、力を手に入れるんだ。
ん? ああ、気にしなくたっていい。俺はよわっちくて、実際弱いけど、魔力抵抗だけは高くてね。
そしていつも怪我をするから、痛みにも強い。だからさ。
――きっと、『脱落者』になっても、君のことを忘れたりしない。だから、君を守るよ。
じゃあ、少しの間だけど、お別れだ。もう直ぐに始めないと、中々『脱落者』にはなれない。
アイツが来るまでになって置かないと。
――……ああ、今更だけど白状するよ。俺は、君のことが大好きだよ……。
PR
この記事にコメントする